あまりにLCCが便利すぎるのだけど、遅延したり欠航したときの対応の弱さたるや…なので、天候が悪い時期はお祈りしながら乗るわけですが。
数年前にはJetstarの復路便が飛ばなくて空港で一泊したことあって、まあそれはそれで楽しいけどスケジュールが狂うのは困るよね。

ということで、どこの会社が一番遅延欠航が少ないかなと気になったので、2018年1~3月の欠航率をちょっと調べてみました。
特定本邦事業者の2018年1月~3月の欠航率
いわゆる日本の空港をメインに離発着する航路を持ってる、客席数が100又は最大離陸重量が5万kgを超える航空機を使用して行う航空運送事業を経営する事業者……要するにそこそこデカイジェット機を飛ばす航空会社です。
LCCを含め、現在12社あります。
さて、欠航率ってやつはメインの航路の天候も影響するので、一概にそこが悪い会社とは言えません。
北海道をメインで飛ぶ道民の翼AIRDOなんか、冬は空港閉鎖の影響受けますから、これは仕方ないのです。
北の玄関である新千歳空港ですら、冬の欠航率は5%超えてるので。
この季節の欠航率は平均1.16%。羽田空港の国内線は一日に600回以上、成田空港は約150回発着してるわけで、関東発の飛行機は1日に8~9本は欠航すると思っていい。
あれ結構な確率じゃん…???
欠航率ワースト1~3位
さーて気になる欠航率。ワースト1位から見ていこう。
「結構欠航してる」がダジャレじゃなくなってる航空会社もあるぞ、大丈夫か!?
欠航率ワースト1位:春秋航空の5.12%
遅延率もワースト2位の25.3%な春秋航空日本。
他社の約2倍だから、体感でも結構欠航に当たり始めるレベルですな。
4.84%は機材繰りが理由の欠航。LCCは保有期待数が少ないから、どっかの空港や航路でトラブルが起きると機体が足りなくなってどうにもならず…ということが多いのだよね。
天津まで1万円弱、重慶、武漢、ハルビンと便利っちゃ便利なんだけど、乗ってしまえばそこそこサービスもいいんだけど…。
欠航されるのは困る。正直困る。
2位:バニラエア2.12%
春秋航空日本の半分以下とはいえ、ぼちぼち欠航してるバニラエア。黄色いポップな機体とウェブサイトでお馴染みのLCC。
欠航理由はメインが天候。天候が理由の欠航率は北海道路線を持ってる会社は致し方ないとはいえ、ジェットスターと並んで1%超えてるのはちょっと気になる。
悪天候に弱い体質ってところですかね。
3位:ジェットスター2.03%
オレンジと黒のぱきっとしたスタイリッシュなカラーリングのジェットスター。やはり天候不良で1.2%が欠航。
私が新千歳空港に閉じ込められたときも天候不良だったんだけど、やっぱり冬の天候不良に弱い会社のイメージ。
ニアピンで4位のエアドゥは冬の北海道が中心ながら天候不良より圧倒的に機材繰りで欠航してるあたり、バニラエアとジェットスターは悪天候でよく飛ばない印象。
欠航率ベスト1位~3位
よーし今度は欠航率が低い順に見ていこう。
冬の欠航が怖い人はこの航空会社に乗ればオッケーだ!!なに?ちょっと航空券高い?サービスってそういうものなの…。
欠航率ベスト1位:スカイマーク0.13%
すごい、ほぼ飛ぶ!!!悪天候でもわずか0.06%!!
遅延率も10%ちょっとと、ほぼ遅れないし飛ぶし!!すごいぞ!!
とりあえず、冬不安な人はスカイマークに乗っておこう。
2位:日本トランスオーシャン航空0.36%
天候を理由にした結構が0だすごいぞ。といいつつ、JTAって北海道や東北の路線がないから雪の影響あんまり受けないんだよね。
とりあえず、JTAが持ってる路線の方向へ行く人は欠航が怖ければJTA一択かな。
3位:ソラシドエア0.4%
うわあすごい、平均の半分以下だね!!と言いたいところだがこの航空会社もJTAと同じく九州方面の路線しか持ってない。
つまり、冬の雪とは関係ない。
番外:スカイマーク以外なら結局JALとANA
JALもANAも欠航率は1%ちょい。その理由の大半が天候だ。
ということは、空港が閉鎖されて欠航する以外ではほぼ安定して運行しているわけで…。
LCCが欠航して空港の会議室で寝る羽目になったとき、JAL、ANA、スカイマークは早々に欠航を決めてホテル手配してたんだよね。
そういう面をふくめると、やはりスカイマーク以外ならJALかANAを推したい。
LCCと普通の航空会社、どっちがいいの?
LCCの魅力はなんといっても安さ。しかし、オプションを付けまくると結構高くなるし、荷物が大きいと重量にかかる料金がシャレにならない。
対して普通の航空会社はというと、これはこれでかなりのお値段。なにしろLCCだと有料になってるオプションが全部コミコミだし、国内線の羽田離発着はすごく楽だ。
成田は発着時間に制限があるけど、羽田はないんだよね。だから万一遅延が続いてもギリギリで飛べる可能性があるわけだ。
でもとにかく安く飛びたい!!!って人にLCCの価格は魅力。5000円切りで北海道飛べるしね。
じゃあどっちがいいの?っていうと、値段にかえられない色んなリスクを考えると、株主優待割引を使って普通の航空会社を使うのを推したい。
LCCの遅延と欠航で2回ひどい目にあってるからね…。
株主優待券はかなり優秀、航空券が半額になるぞ
ANAやJALなどなど、大手航空会社の株主優待券は非常に優秀。なんと航空券が半額。
繁忙期のMAX混み合う時間帯の便、例えば12/31発、1/5着で比較してみる。比較的近い時間帯または同じ価格設定のチケットを選んだ。
ジェットスターは往復合計約6万円。無料の機内持ち込み7kg以外、座席指定等のオプションは一切なし。
JALの株主優待なら往復約42000円。預かりは20kgまで、機内持ち込みは10kgまで無料。座席指定も無料。
1枚4600円(相場)の株主優待券2枚使っても、LCCよりも遥かに好条件で安くなるのが魅力だ。
往復分の株主優待券を確保して手配するのが一番安い。
…が、しかし、株主優待券はただいま高騰中で品切れ多発なので、スパッとすぐ手に入るかと言うとそうでもない。
旅行の予定があるときは、土壇場にならないよう、事前に株主優待券を金券ショップでゲットしておくほうがいい。
格安チケット会社の株主優待割引運賃を使う
格安チケット会社は、株主優待割引でチケットを結構押さえてる。
なので、土壇場になってチケットを安めに買おうと思ったら、格安チケットの株主優待割引席を狙うのがいい。
ただし、普通に金券ショップで買えば5000円弱の株主優待券代が、6500~6900円で加算される上に、手配手数料とか載せてくることもある。
表示価格+7000円は覚悟しておこう。とはいえ、例えば今日の朝の株主優待割引チケットを午前2時の時点で手配できるサイトもある。
計画性がなくても結構安く飛行機に乗れるぞ!!
LCCほど激安とまではいかないが、土壇場でチケットが買えることを考えると普通にANAやJALはありの選択肢だ。
なにしろ成田の場合、早朝便に乗りたくば相当苦労するハメになる上に第3ターミナル遠いんだよねえ…。
羽田の楽々さを知ってしまうともうやめられない…。
というわけで、これから年末年始、そして折々に天候が不安定な時期の旅行に出る人は、空港が閉鎖されないことをお祈りしつつ、普通の航空会社のチケットをおすすめするよ!!

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修羅場を挟んだ時期に買いだめした肉を駄目にしてたんだけど、最近、燻製を覚えて席を立てない忙しい時期が「肉を仕込んで美味くする楽しい時間」に変わったよ。
もう緑色になっちゃってバイバイするお肉は冷蔵庫にいないんだ!!


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味の好みはあれど、私が紹介して美味いと言った店ではずした店はない(わたぬき調べ)
食べ歩きしてオススメしたい店を紹介していくよ。0.1トンのわがままボディを作った罪な店たちだ。
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