仕事の話

【ゆるいライター話】ブログ記事のタイトル付けに新聞の見出しが参考になる理由

ブログ記事のタイトルや小見出しってすっごい困りますよね。
どうやって付けたら読んでくれるんだ?!って毎回悩む悩む。

SEO的定石はあるにせよ、そもそもそういうセンスいい短文とかコピーライターの仕事だし!!

とはいえタイトル付けなきゃ記事を投稿できないわけでして。
初心者ブロガー・ライターさん向けにオススメしたい。
いちばん身近な参考書のオススメは、実は新聞なんですよ。

新聞は見出しを流し読みすればざっくり要約が把握できるようになっている

んです。
新聞の見出しは、開いてさっと眺めるだけで「いつ、なにが、どこで、どうなった」が把握できるように書かれてる。
まさにSEOタイトルのお手本みたいなものなんですね。
記事の内容を究極に圧縮要約したのが新聞の見出しというわけ。
ものすごく折りたたんだ折り紙をイメージして欲しい。
それを少しずつ展開して「見出し」「小見出し」「リード(前文)」「本文」と広げていくイメージです。

同じ事実に対して、記事全体をどの切り口から着地させるのかを考え、その要素を濃縮して要約していきます。

見出しを見て気になった記事を読んでいく動きは、いわゆるブログの回遊性と似てます。
紙媒体は文字数の制限がとにかく大きい。余っても駄目、溢れても駄目。
限られたスペースに情報を詰め込むため、大見出し+小見出しで20文字ないことも多い。
そこから考えると、SEOタイトルの35文字って結構長くつけて良いから結構楽な気がしません?

見出しには実はもっとすごく細かい分類とかあるんですが、今回はざっくり割愛。
主見出しにも色んな種類があります。主観、客観、テーマ、訴えかけなどなど。
新聞開いて見出し眺めてると、タイトル付けのセンスすごいなあって思います。

実践!5W1Hからメインの要素を絞り込んでいこう

情報伝達を主目的にした文章は5W1H(いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How))を網羅するわけですが。
ブログ記事の場合は報道記事と違うので5W1Hになるとは限らないし、タイトルにこれを全部入れる訳にはいかないので、メインになる要素を絞り込んで他を削っていきます。

一例として、美容系アフィリエイトサイトでよく使いそうな、便秘と食物繊維とダイエットの話。

「便秘の解消には食物繊維をたっぷり摂ることが良いと知られているが、食物繊維には水溶性食物繊維と不水溶性食物繊維の違いがあり、作用も違う。便が硬くなりがちな便秘気味の人が不水溶性食物繊維を摂りすぎるとかえって便秘が悪化する。自分の便秘のタイプを知り、食物繊維をバランスよく摂るのが大切」

という情報をタイトル分けしていきまっしょう!!

ちなみに海外の健康サイトで見かけたとてつもなくどうでもいい情報だけど、食物繊維の理想の摂取量25gってピーナツバター2カップ分らしいよ。
ヘルシーに過ごすなら1日2カップ程度におさめましょう♪とか紹介してたんだが、100gで640kcalもあるのに2カップとかやばない……?
どうしてアメリカンヘルシーサイトちゃんは「米は植物だから実質野菜」みたいなこと言うの?

メインタイトルに必要な情報を絞り込む

情報のメイン要素

  1. 便秘にはタイプがある
  2. 食物繊維の働きには違いがある
  3. 摂りすぎは便秘が悪化する

これを組み合わせて、タイトルを見ただけで内容の8割を把握するように組み立てていきます。
新聞の見出しだとこんな感じ。

新聞の見出し風

便秘解消に食物繊維の違いに着目
~体質によっては過剰摂取で悪化の恐れも~

メイン見出しと袖見出しってとこですかね。硬いっすね。
しかし面積に限界のある紙の上では仕方がないのだ。
で、アフィブログっぽいタイトルに変えていこう。

アフィタイトル風

  1. カチカチ便秘が悪化するかも!?食物繊維の違いとタイプ別便秘解消法!
  2. 食物繊維をとりすぎると便秘が悪化?!体質で変わる食物繊維のとりかた

うん、ぶっちゃけタイトル付けるの苦手です。センスないよね。
センスはないが、言いたいことはわかってくれただろうか。
とりあえずタイトルで「食物繊維にも便秘にも種類がある」を読者に把握してもらえたはずだ。

小見出しにはメインタイトルを補完する情報を入れていこう

メインタイトルだけだと、水溶性食物繊維と不水溶性食物繊維が存在することがわからない。
不水溶性食物繊維はなぜ便秘を悪化させるのかもわからない。
そこで記事中の小見出しに情報を足しこんでいく。

小見出し

  1. 2種類の食物繊維、水溶性と不水溶性の違いとは?
  2. あなたの便秘はどのタイプ?3タイプの便秘とその原因
  3. 食物繊維の摂りすぎでかための便秘が悪化する3つの理由
  4. 便秘解消にオススメの食べ物とバランスのいい食物繊維のとり方

うん、センスないね!!
でもとりあえず、メインタイトルと小見出しだけを見て「食物繊維と便秘には種類があり、原因によっては悪化することもあるから、バランスよく食物繊維をとらないといけない」ということだけは伝わるはず。
あとは必要なキーワードや共起語をねじり込んでいこう。そのへんはクライアントさんや自分のサーチコンソールとのご相談だ。

同じキーワードから複数の記事を書き出すコツは要約からの再展開

偶に「このキーワードで5記事」とか無茶振りされて頭抱えてる初心者ライターさんを見かけます。
そんなん同じキーワード使ったら同じような記事の量産になるだけやんけ…って心から思いますが、お客様がおっしゃるなら捻り出して見せましょう。
見出し作りのための要約の習慣を身に着けておくと、キーワードから引き出した情報を要約して濃縮し、もう一回展開することで切り口を変えることができます。

たとえば「便秘 食物繊維 種類 解消 食べ物」で「食物繊維でスッキリ、便秘の種類別で覚えておきたい解消に効く食べ物」1つ書いたとします。
そのテキストを自分で圧縮して要約していき、究極に情報を切り落としたところへ、もう一度肉付け。
「食物繊維の種類で違う?便秘解消に効果的な食べ物」
まあズルいよね。

といってもさすがにAがBになるわけではないのだよね。
A’とA”とA'”が生産されていくだけなんで、最終的に量産してる途中で詰むから、そういう無茶苦茶なお客様は一回だけでお断りしたほうが無難。
無理して続けると、最終的に禁断の技「コピペ」に手を出さざるを得なくなるからね…。

ブログのリードは要約と呼びかけ、どっちがいい?

これはもう記事によるとしか言えない。
新聞を含めニュースや報道記事ならリードと言えば長文記事の要約なわけですが……ブログの場合は呼びかけの方が主流の様子。
問題解決や興味関心を持っている「当事者」に向かって「あなたの為にこれからこういう話をしようと思う」という目線の方が向いてるみたいです。

私もSEO記事の仕事をしているとリードで悩むんですが、アフィリエイトの場合、読了してコンバージョンに繋げないといけない。
つまり冒頭の要約で内容が把握できて満足して離脱されちゃ困る。

「ここの記事を読めば気になっていることの答えが得られそうだ」という期待感を持たせたところで引きに持ってくのを意識すると、いい感じに切れるのかなあというところ。

あくまでアフィとかそういう話だから、思うままに書く雑記ならそこまで気にすることもないと思う。
ブログのリードはそのブログのファンに向けての呼びかけでもあるので、SEO記事を踏襲することないんじゃないかな。

ハウツーなら特に最後にまとめをつけよう

自分で書いててもめんどくさくなって結構やらないんですが。
ブログにおけるまとめは、新聞における前文(リード)に相当する位置づけかなと。
見出しを見て大まかに把握したあと、時間がなければそこを読めば更にある程度のことが把握できるもの=「ブログのまとめ」
急いでいる人はまとめまで飛んで読むし、そこまで読了している読者には内容の再確認と念押しになる。
コンバージョン率がどうこうとかはわからないけど、あくまで自分自身の文章構成力のアップという観点で、まとめというかたちの情報の要約の習慣があるといいよという話。

ということでまとめ

  1. 記事タイトルは内容の究極の要約圧縮
  2. 新聞のタイトル付けは5W1Hからの落とし込み
  3. メイン要素を抜き出してタイトルを付けてみよう
  4. リードとまとめはつけておこう
  5. あとタイトルは最後はセンスだからそこは知らん!!!

お後がよろしいようで。

ABOUT ME
わたぬき
人生脱線しっぱなしの、アラフォーのゆるいおひとりさまライター。 人生の3分の2を腐女子として熟成して過ごし、漫画もアニメもゲームも大好き。 普段はIT系の情報系コラムや記事の他、取材やインタビューを中心に地域情報やライフハックを執筆。 大人の発達障害の壁にぶつかり、人様の助けを借りながら試行錯誤の毎日。ドロップアウトしたっていいじゃない。