glafitバイクは小さく低速、見た目は小型の折りたたみ自転車。
おまわりさんでも自転車との区別がつかないこと多数…。
それゆえに自転車以上原付未満という、もっとも交通弱者になりやすい二輪車ポジだと感じてます。
毎日通勤で乗ってると「あ、事故った」と思う瞬間、結構あるんですよね。
glafitバイクは急加速する能力がないんで、万が一のとき加速して回避とかできない。ヒヤリハットで相手と当たらないためには、全力ブレーキしかない。
その中で「これ確実に事故ったわ」と思った5つの瞬間をしみじみと語りつつ、ドラレコやアクションカムを装着したほうがいい理由について話したいと思う。
安全運転でももらい事故はする
たとえ自分が法定速度を守り、無理な車線変更はせず、注意を払って路肩を走り、二段階右折を徹底してても、もらい事故はする。
なぜなら相手は基本ノールックだから。
そして自分も完璧じゃないから、目の前で起きてるすべてを認知できてるわけじゃない。
なので、どんだけ自分が安全意識を持っても、事故る時は事故る。
その時に我が身を法的に守るために「アクションカム」や「ドラレコ」は装着したほうがいいってしみじみ思ったよね。
ということで厳選したヒヤリハット5選だ。
夏の終わりにタマヒュンしようぜ。
歩行者や自転車は基本的に信号を守らないと思え!
あーもーまた飛び出しぃ…程度なら割と日常茶飯です。
苦い顔してブレーキ掛けてるけど、本当に信号を守らない、横断歩道以外で道を横切る歩行者や自転車はとにかく多い。
なので、なんかこっちうかがってる気配が見えたら「あいつは飛び出してくる」と思うし、むしろわかりやすくてありがとう!ってレベル。
ひどいと一切左右ノールックでぱっと飛び出す。
glafitは見た目自転車だから「あ、自転車だしいいか、止まってくれるだろ」と思うようで、こっち見てても飛び出してきます。
「自分たちは交通弱者だから絶対被害者、だから万一の時は加害者になる車やバイクのほうが止まってくれるはず」と思ってんじゃないかとすら…。
青信号の終わりでいきなり横断歩道に飛び出してきた自転車
それは、「あーそろそろ青信号終わって黄色くなりそうだな…」というタイミングで、自動車の流れが途切れ、私が青信号の最後に通り過ぎるところでした。
偶に「もう車いないし、信号変わってないけどいいよね!」勢が飛び出すので注意してたんですが、案の定、私が横断歩道に差し掛かった瞬間、鼻先を切るように横断歩道を猛然と自転車が飛び出し。
電動アシスト自転車っていろんなのあるんですけど、漕ぎはじめのアシストが強いタイプって、いきなり急加速するんですよね。
すごい勢いで横断歩道に突っ込んできて、ギリギリ急ブレーキ掛けて止まった目の前を、颯爽と歩行者赤信号のまま走り去っていきました。
普通の原付だったら接触事故だよなあ…と思いつつも、紙一重。
おそらく自転車が来てるだけだと思ったんでしょう。でも信号は守れよ、ホント守れよ。
ちなみにこの場合、バイク側の前方不注意になるそうです。理不尽…。
横断歩道以外で道路を横切る歩行者は意外といる
2車線までならまあ、まだわかるんですよ。
片側2車線や3車線の道路を、横断歩道以外の場所で横断する剛の者、結構いる…。
中央分離帯あたりで車の流れの様子を伺ってる歩行者、それなりにいる。
確かに、横断歩道や歩道橋が不便な位置にあるから…って気持ちは、歩行者側だとわかるんだ。たかが50mだって迂回すると徒歩なら結構歩くしね。
車が来ないなら渡っちゃお!!って気持ちを否定はできないけど、車側になると正直、死にたいのか?自殺願望者か?!って思いますよ、ホントにね。
左右完全にノールック!!
警笛鳴らしてもこっち見ながら渡るのをやめない!!
それは朝夕以外は交通量が少なくなる、とある国道。
路地から通り沿いの歩道に向かって歩く人が遠目に見えたので、30キロから25キロに減速しつつ前を通り過ぎようとしたら……。
通り過ぎる寸前でガードレールの隙間からふらっと車道に歩き出す!歩行者!!
左右一切見てない!!
さすがにブレーキと共に警笛を鳴らしたら、なぜかこっちを「え、なんで警笛?え?なんで鳴らすの?どうして?」って顔で見ながら、それでも渡るのをやめない。
いやいや渡るならこっち見てないで左右見なよ、交通量が少ないとはいっても、片側3車線だよこの道路…。
路地からの視野では、左右から車が来ていないように見えたんでしょう。おそらくは。
だからこのまま渡っちゃおう、どうせ車来ないし…と真っ直ぐ車道に出てきたんだろうなあ。
でも自転車やバイク来るし、「今車来てないや」と思って徒歩で進んでる間に車も来るからね…。
そっちから見えててもこっちからは見えない夜間走行
自転車側からは見えてても、バイクや車から見えないことって結構多いんですよね。
だから夜は必ずライトはつけなきゃいけないし、できればお互いのために反射板も装着しておいたほうがいい。
黒っぽい服、黒っぽい自転車の無灯火とか、ステルス機能高すぎて見えないんだ、本当に…。
無灯火で坂道逆走、車の陰から飛び出すマン
家の近くに緩やかで長い坂があるんです。片側2車線+広めの路肩で坂の上まで見通しがいいんだけど、路駐がとにかく多い。
そして交通量がそれなりで加速してる車も多いから、下手に車線に膨らむと後ろからの追突が結構怖い道。
そしてここで結構な確率で遭遇するのが、
下り坂を逆走、無灯火、車の陰から飛び出すマン。
ママチャリ率高いけど、実はロードバイクも多い。
glafitは上り坂だと15~18キロぐらいしか速度が出ない低速車両だけど、正面から20キロ~30キロ、下手すりゃ40キロ近くかっ飛ばして来られれば、衝突したら…わかるよね?
こっちも「ここはそういうやつが多い」と気を付けてはいるんだけど、こっちのヘッドライトが見えていても、こっちからは自転車が見えない。
向こうからは「自分のことが見えてるはずだから避けるはず」こっちからは「多いんだよなあ…後ろ車来てるし勘弁してよ…うわ来た!!怖!!やめ!!!」なんだよ…。
車は案外バイクのことはお構いなしに動くもの
ウィンカー出して車線変更してくれればいいんだけど、自転車に見えるってのもあっていきなり動く車が結構多い。
発進もかなりびっくりするけど、一番怖いのは右から突っ込んでこられること…。
glafitバイクは原付だから、第一走行帯、つまり一番左側の車線の左側を走らなきゃいけない。
しかし自転車に見えるフォルムもあいまって、自動車はお構いなしにいろいろしてくる。
一番怖いのが、ウィンカーなしの幅寄せ、車線変更だ…。
ウィンカーなしで急発進、いきなり前に割り込む車たち
一番事故ったな…と思うのがコレ。
ウィンカーが出ていればこっちも「オッケー発進するのねちょっと待つ」とか「前入る?じゃあちょっと減速する」と思える。
だがしかし、左側ギリギリまで寄せて停まっていると思った車の右側を通り抜けようとした瞬間、いきなり動き出されたことは一度や二度ではない。
キープレフトのため左折車線にいるせいか、交差点直前で鼻面を切るようにいきなり幅寄せからの車線変更をしてくる車は、もはや日常茶飯。
どうもバックミラーやサイドミラーからは、glafitバイクはただの自転車に見えるらしい。
自転車が車道を走って邪魔だなあ~まあ自転車だしウィンカーとかいらんやろ…ぐらいの感覚で容赦なく寄ってくる。
こっちは歩道に逃げ場がないので路肩に寄る。ハンドルが取られるようなひどい路肩が多いせいで、転倒しかけてヒヤッ…。
glafitバイクにとって、駐停車してる車ほど危険なものはない
自転車に見えるフォルムのせいで、「あー自転車来た、歩道行けよお」とばかりに傍若無人な駐停車中の車両。
いきなりドアを開けられて人が降りてくると、避けるために隣の車線に入らざるを得ない。
しかし加速力が皆無で全力でも30km/hしか出ないglaiftバイクは、加速している車の流れに乗るにはあまりに低速すぎる。
その緊急回避が後方からの追突事故の危険をはらんでいるわけだ。
でもいきなりドア開けるとかまだ序の口だった。
ノーハザードでいきなりバックしてくる車
ブレーキランプもなく、ハザードもついていない、どう見ても完全に停車している車だった。
路肩にびっしりと寄せているため左から抜けることもできないので、ある程度距離を取りつつ右車線の邪魔にならないよう、避けようとした瞬間だった。
いきなりバックしてきた。
なに考えてんだか知らないけど、結構な速度でバック。こっちは急ブレーキ。
あわや衝突!!!という寸前でギリギリ停まり、車はウィンカーも出さずに右車線へ急ハンドル、そのまま走り去った。
いわゆるDQNカーではない、ごく普通の緑ナンバーの社用車だった。
アクションカムやドラレコは着けたほうがいい
私も完璧なドライバーとは言い難い。
いろいろとやらかしもある。ただ、万が一が起きた時、自分を守るためにもドラレコは装着しようと思った。
特にバイクの場合、投げ出されれば生身なんで、事故の時にああだこうだと説明する余裕がある程度の負傷ですむ保証はない。
下手をすれば死人に口なし…になりかねない。死にたくないけど!!!
前方だけでいいならアクションカム
自転車用のマウントもあるアクションカムがおすすめ。
幸いにしてglafitバイクにはUSB給電ができるオプションがあるので、そこに繋げば充電にも困らない。
ただ後方もとなると、ちょっと手間がかかりそう…。
TOWOTO【最新改良版】ミニ自転車用ドライブレコーダースポーツ DV カメラ フルHD 1080P 超小型バイク用スポ…
前後取るならバイク用ドラレコ
アクションカム2台積みをしてる改造番長たちもいるけど、あんまり改造に自信がないぞ…という人はバイク用のドラレコがおすすめ。
日本語での装着マニュアルもついてくるしUSB給電だから本体から電源取れそう。
不安要素はバイクのエンジン系統と繋ぐ部分があるっぽいことかな。
私もコレを買い込んだんで、週末に装着予定です。
もーーーーー死ぬかと思った!!って思いはたくさんなんで…。
安全運転には気をつけよう、でも万一にも備えよう
せめて自分だけでもしっかり安全意識は持ちたいものだけど、事故って本当に突然来る。
glafitバイクは見た目が自転車で加速力に限界がある分、車道の上では圧倒的な交通弱者だ。
歩道という逃げ道もないので、自衛の限りを意識しても突然の車の動きでひどい煽りを受けることもある。
なので、アクションカムやドラレコを装着して万一の時に備えるのと同時に…
- 頭部の保護のためヘルメットはジェットやフルフェイスをしっかり被る
- 転倒時の負傷に備えて靴、長袖、長ズボンで肌の露出は押さえる
- こまめに車体の状態を確認し、整備する
ここはきちんと意識しておきたいなと思った。

glafitバイクことGFR-01。
折畳式の14インチのミニベロをベースにした原付バイクの良さを熱く狂おしくプレゼンしつつ色々とご紹介しているので見てくれ。
喪女とglafitバイク出会いと愛の日々


glafitバイクに乗る時に欲しいもの



glafitバイクに乗っていて気になったこととか


