glafitバイクはどう見ても折りたたみ自転車だけど原付バイク。
たとえペダルで走行してても、絶対にヘルメット被って車道を走る必要があります。ヘルメットとはズッ友なんだぜ。自転車っぽいけどね!
ところでママチャリにヘルメット被って乗ってる人見たことないんですが、自転車でもヘルメットは被ったほうがいいらしいね。
警察庁の発表では2017年の自転車が絡んだ死亡者数は480人。
そのうち301件が頭部の受傷で亡くなってます。詳しくはこちら。【自転車事故による死亡の3大疑問|死亡率・死亡事故に発展する原因・賠償金の答えは…】
さて、そんなママチャリしか知らない自転車初心者にとって、自転車っぽいglafitバイクに乗るためのヘルメット選びはなかなか大変だった!!
夏が来て思った、ヘルメットは絶対に明るい色のほうがいい
私が買っちゃったヘルメットはこちら。
いやさ、可愛いじゃない。可愛いヘルメットって気持ちも上がるじゃない。
でもさ、春先にglafitに乗り始め、夏が近づいて来て気付いたんだ……。
黒ってめちゃくちゃ太陽光吸収してヘルメットの中が暑い。
明るい色のヘルメットで可愛いのいくらでもある!!黒はやめろ、黒だけはやめておけ!!暑い!!
せっかく髪の毛セットしても加熱したヘルメットの中で汗でどろどろになるよ!!
夜間走行時の周囲からの視認性って意味でも、明るい色のほうがいいらしい。
glafitバイクは車両の中では圧倒的に交通弱者。
万一のために明るい色のヘルメットチョイスがいいよ。反射材を付けておくのもいいよ。
ヘルメットは頭囲にきちんと合うものを買おう、ずれると事故の元だ
頭囲は眉の高さで水平に測る。
ヘルメットの大きさには数cmの余裕があるんだけど、調整用のスポンジが付いてくるから自分の頭囲が上限ギリギリになるやつより、下限になるやつを買って調整したほうがいい。
女子はアップで髪をまとめてる人も多いと思う。
その分ヘルメットはきつくなるから、ゆるすぎない程度に余裕を持てるよう、自分の頭囲が下限をオススメ。
あと髪の毛ひらひらさせて乗るのはお洒落で可愛いなあと思うけど、そばに来たトラックのタイヤにスカーフ巻き込まれて死亡してる事故があるからね。
髪も巻き込まれると悲惨だよ。髪はまとめよう。
ハーフ、ジェット、フルフェイス…どれがいいの?
ヘルメットの種類はいくつかあって、それぞれに「何ccまでのバイクに乗っていいです」という安全基準があるよ。
安全最重視!!というならもうフルフェイスしかないよね。ハーフメットは選択肢に入らないよ。
快適性を考えたらジェットなんだけど、フルフェイスのほうが安全なんだよね。
というのも、先に事故時の頭部受傷を見よう。
事故時に頭を守ってくれるのはヘルメットしかない、なければ死んでる
ヘルメットすげぇ!ヘルメットを被っていなかったらと思うとゾっとする26の例
ほんと怖い。特に顔。
ヘルメットがないまま顔引きずったら、死ななくても顔グジャグジャ…いっそ死んだほうがマシ…ってことになるよ。勘弁してくれ。
ちなみに警察庁の統計では、2017年に発生した二輪車の死亡事故の39%でヘルメットの脱落が発生してるそうだ。
じゃあ脱落ってどれくらい起きるのかというと…圧倒的にハーフメットに集中してる。
ハーフやジェットは125cc以下の安全基準で作られてる。
だからあご紐つけずに逆にしたり適当な被り方してスクーター乗り回してるゆるいお兄ちゃんたちも統計に含まれてるんだよね。
きちんと装着している人の比率も考えるとハーフだけが悪いわけじゃないけど、頭部を覆う面積や固定する力はやっぱり弱い。
道交法が定めてるヘルメットの基準は、実はかなりゆるい
なんと道交法が定めてる基準は、この7つしかない…!!
もちろんこれに違反するものを被ってたら即道交法違反で切符切られるよ。
道交法が定めてる基準
- 左右、上下の視野が十分とれること。
- 風圧によりひさしが垂れて視野を妨げることのない構造であること。
- 著しく聴力を損ねない構造であること。
- 衝撃吸収性があり、かつ、帽体が耐貫通性を有すること。
- 衝撃により容易に脱げないように固定できるあごひもを有すること。
- 重量が2kg以下であること。
- 人体を傷つけるおそれがある構造でないこと
逆に言えば、これさえ満たしていればどんなヘルメットを被って走っていてもお咎め無し。
工事用の安全ヘルメットだって、ミリタリーの鉄メットだってOKだ。
なにしろ具体的な数値基準は2kg以下以外なにもないから、PSCマークが付いてないヘルメットを道交法違反とは言えないのだね。
ただし製品としての安全基準は不明だから、事故った時どうなるかは自己責任だね。
消費者の安全を守る基準、PSCマークの付いてるヘルメット
ここでもう一つ。今度は製造者側の法律が出てくるよ。「消費生活用製品安全法」だ。
メーカーや販売会社が自社で安全に対する検査をして、経済産業省に所定の事項を届け出る。
消費者の生命や身体に大きな影響が出る製品は「特定製品」として指定されていてPSCマークなしでは販売できない。
ヘルメットは特定製品だから、国内で販売されてるものは全部この安全基準を満たしてる。
ただしこれはあくまで販売者側の法律。
乗るほうが好きなメット被って走り回る事自体は道交法違反ではないのだ…。
ちなみに紛らわしいヘルメットを被ってると、お巡りさんにお説教されるそうだ。
フルフェイスかジェットかは自分の環境で選ぼう
glafitバイクは50cc相当だから、フルフェイスを被る必要はないといえばない。
ちょっとそこまで……ぐらいでガチガチに被るのも大変だし、なにしろヘルメットの置き場がない乗り物だしね。
だから交通量がさほど多くなく、毎日の走行距離もそんなに多くない、軽いチョイノリで使う人ならジェットのほうが快適。
glafitを日常のゆるい足にするなら、利便性と安全性の中間でジェットは割とありな選択肢。
私は周りの環境や距離を考えてジェットにしたよ。
でも幹線道路で車と並走することが多かったり、片道で電池半分吹き飛ぶぐらいの距離移動する人は、万が一に備えてフルフェイスかオープンフェイスも検討したほうがいいかも。
万が一の事故で顔面が……とか悲惨も悲惨…。
ヘルメットの寿命は約3年、または3回の大きな衝撃までだそうだ。
消耗品だから寿命があるのは仕方ないね。
3年間、無事故でヘルメットが寿命を迎えられるのが一番だね。
ジェットヘルメットのシールドの選び方は?
ジェットヘルメットにはシールドが付いてるタイプがある。
シェードの代わりにゴーグルが付いてるのもあるけど、女子の場合はゴーグル内が蒸れるとピンポイントでアイメイクが犠牲になるからシールドタイプをおすすめするよ。
眼鏡の人はシールド一択だね。
大体の場合、最初はクリアタイプのシールドがついてくるけど、これは消耗品。
汚れるし傷がつくし、だんだん曇ってくる。
あと、夏場は眩しい。めっちゃくちゃ眩しい。あと顔がめっちゃ焼ける。
そこでおすすめがコレ。夏前になると売り切れるくらい人気。
ミラーやスモークもあるんだけど、夜間走行時は自分も周りが見づらくなるからあんまりオススメできない。
ヘルメット選びのまとめ
- なるべく明るい色のヘルメットがいいよ
- 自分の頭囲(とヘアスタイル)に合うものを選ぼう
- 買うならジェットかフルフェイス、ハーフはダメ絶対
- メイクを守るためにシールドタイプがオススメ
- 夏場はライトスモークのシールドに交換しよう
以上だ!
安全に気を付けて、お気に入りのヘルメットを選んでくれ!
夏場の走行時は腕と顔の日焼け対策は念入りにね!
想像以上にかなり焼けるよ!特に足の甲!!
あと転倒時の怪我対策と保護も兼ねて腕はアームカバーがいいよ。
glafitバイクことGFR-01。
折畳式の14インチのミニベロをベースにした原付バイクの良さを熱く狂おしくプレゼンしつつ色々とご紹介しているので見てくれ。
喪女とglafitバイク出会いと愛の日々


glafitバイクに乗る時に欲しいもの



glafitバイクに乗っていて気になったこととか


