無性に体が野生に帰りたい瞬間があるんだよ…。
ジョウスィが面倒くさいこと言ってきた時とか、無茶ぶりの案件に頭抱えてる時とか…。
肉を貪りたい。できれば家畜じゃなくて、野生の獣臭いやつ…。そう、ジビエだ。ジビエを食べよう。
焼ジビエ罠へ行こう。
ジビエは低脂質低カロリー高タンパク…ダイエット中に肉を食べても罪悪感が薄い!
ダイエット中、どうしても肉を食べるのには抵抗がある。
肉は高カロリー、脂は良くない。ダイエットするならタンパク質は豆から摂らなきゃ。
だけどさあ、お肉食べると幸せなんだよね。元気も出るし前向きになれる気がする。
そこでジビエですよ。ジビエ肉ってやつは野生動物なので、家畜の肉と違って脂のノリ方が違う。
ジビエ肉は典型的な低脂質、低カロリー、高タンパク。基礎代謝と引き締まったワガママボディのために筋肉を維持したいダイエッターには最高の存在だ。
よし、言い訳と能書きはいいから肉を食おう。
焼ジビエ罠神田店は駅から3分ぐらいだ!

なんか鹿の頭っぽいアレ。あの看板。
少し裏手にあるから道がわからなくなってぐるぐるしちゃうんですが、この看板を目当てに。
宮内庁御用無!!でも我々には御用有り!!
半分オープンぽい感じの店です。
ぐるっとカウンター席と、奥に4人席が3つぐらい。
入り口左に肉のメニューが。
実は初ジビエだったんでなにがあるんだかワクワクですよ。
牛、馬、羊、豚と違って、ジビエってあんまり食べる機会ないからね、鹿でも熊でも持ってきな!!
鹿、イノシシ、熊、うさぎ、キジ、イノブタ。この他にマガモとかクジラとかいろいろありました。

いざ店内へ。テーブル席は奥。
鹿の頭がお出迎え。

席はお世辞にも座り心地がいいとは言わないけど、むしろ野趣溢れてて「これから野生動物を食うんだぜ…」って気分が高まってくる。
カウンターには本日のお肉が並んでて、これはこれで肉を選んで食う感ありあり。

盛り合わせのメニューもあるので、とりあえずジビエ食べてみたい人はこれがいい。
鹿とイノシシは安定して美味い。

ボリューム満点だから、他のものをつつきたいなら自分であれこれオーダーしたほうがいいだろう。
いざ行かん、ジビエ肉の宴…まずは鹿から
もうね、焼き始めですでに赤さが違う。
野生で生きてきた肉の、肉ですがなにか?って赤さ。鉄分の匂いがする。
じっくりと炭火で裏表を焼く…。正直生で行きたいが、ぐっと我慢。
いい感じに脂が落ちて焼き上がった肉の、この艶。
絶対美味しいやつ。
専用の醤油っぽいタレにつけて…食う。
正直に言う、なにもなくてもイケるぐらい味が濃い。
ひと噛みごとに旨味が出て、肉!!食ってる!!肉だよ!!超肉食ってるんだよ!!って野生に火がつく。
何肉か忘れたけどつくねも美味い
すまない、狂ったように肉の旨さに唸っていたから何肉か忘れた。
ぷりっとした歯ごたえと薬味の辛さが程よい感じ。粗挽き肉が口の中で弾けて肉汁が…。
つくね肉は毎日違うっぽいので、もう一度このつくねに会えるといいなあ。
焼いてもユッケでもクジラは美味い!!牛とも馬とも違う濃厚な生肉が最高だ…
いろいろあってなかなか口にするチャンスが減ってしまったユッケ。
焼ジビエ罠ではなんとクジラのユッケが食べられるぞ!!

舌に絡むむっちりとした肉の感触。
濃厚な味わいにふさわしいこの赤身。噛めば噛むほど肉の旨味が広がって、赤身肉最高!!!
そして焼いたクジラ。肉を噛むとじゅわっと旨味を帯びた脂が吹き出してくる。
白髪ねぎとともに口に放り込むと、程よい野生のくさみがガツンと美味さを連れてくる。

イノシシのシュウマイはあらびき肉がぷりぷりだ
豚の先祖はイノシシだからね。そりゃあ美味いとも。
大粒のシュウマイは一粒でかなりの食べごたえ。
肉汁が溢れてくるから火傷をしないように食べよう。粗挽き肉の粒がぷりぷりと噛みごたえ充分…美味い。美味いしか言えない。

サイドメニューも美味しい、焼きおにぎりや浅漬もGOOD
やっぱりコメが食べたくなって焼きおにぎりを注文。
ご覧ください炭火で焼かれたこのカリカリパリパリの…見るからに美味しそうなこの…。

割ると中には肉のそぼろが詰まってる…美味い、美味いよ…。
外のしょっぱさと中の甘じょっぱさ、かりかりの焼きおにぎり、何個でもいけちゃうよ…。
そしていい仕事してたのが長芋のたまり漬け。
しっかりとたまり醤油とお酢で漬け込まれた長芋は、程よい酸味とさくさく感で、肉の一休みにちょうどいい。
食後まったく胃もたれしない上に体がぽかぽかする!!
諸事情により胆嚢のないわたぬき、脂っこいものを食べると必ず胃もたれしてお腹に来るんですが、一人300gぐらい貪ったにも関わらず…まったく胃もたれしない。
それどころか、体の芯からぽかぽかとあったまってきて、すごく精力が漲ってくる。
なんだかいろいろできる気がしてくるからすごいぞジビエのパワー!?
ジビエには燃焼系アミノ酸がたっぷりだ
鹿やイノシシに代表されるジビエ肉には、燃焼系アミノ酸で知られるカルニチンと疲労回復効果の強いアンセリンががっぷり含まれている。
野生の中で命がけで生きてる動物のお肉だから、当然といえば当然。
つまり体が温まってやる気が出てきたのは、燃焼系アミノ酸で脂肪が燃え始めて、疲れてた体が回復したってことですね。
単純だな私の体!!!
ダイエットするならたまのご褒美肉はジビエで摂るのが最強
燃焼系アミノ酸カルニチンと疲労回復物質アンセリンをたっぷり含んでるジビエは、ビタミン・ミネラル豊富で低脂質、ローカロリーなのに美味しくてタンパク質もたっぷり。
こんなにもダイエットに向いてる肉はない。
肉の赤さは鉄分の色。鉄分たっぷりのお肉はよく動いてる筋肉。美味しくないわけがない。

ダイエット中だってお肉食べたい、我慢しすぎたらストレスで余計に良くない。
なので……お肉食べよう。ジビエを。
鹿肉案外安いぞ!!
家でも食べられないものか調べてみたら、意外と鹿肉売ってんですね。
しかも加工済みのやつが多いから、すんなりご家庭で食べられそうなの多くていいすね。
ジンギスカン風とか、さすがエゾシカ、北海道のトレンドはずしてない。
わたぬきの手抜きだが美味い家飯レシピや、手抜き燻製話、食べ歩きのオススメ店を紹介してます。
美味いものは美味い。どこで食っても美味い。
【家飯】お手軽でおいしい時短レシピ
ADHDゆえに気が散りまくるわたぬきにとって、究極のマルチタスクである調理は鬼門。しかし食い意地が張っているので美味いものが好きだ。
そこで捻り出し編み出した10~20分で仕上がるシンプルだが美味いレシピをご紹介しよう。
修羅場の150円飯シリーズ
1食水道光熱費込で150円、15分以内で作る、修羅場の貧乏飯。フリーランスは体が資本、修羅場だからってエナドリだけ飲んでりゃいいわけではないのです。
野菜も喰う、肉を諦めない。
https://noni-no.net/meshi/2410.html

https://noni-no.net/meshi/577.html
https://noni-no.net/meshi/358.html
自家製燻製作りは人生が変わるぞ!
修羅場を挟んだ時期に買いだめした肉を駄目にしてたんだけど、最近、燻製を覚えて席を立てない忙しい時期が「肉を仕込んで美味くする楽しい時間」に変わったよ。
もう緑色になっちゃってバイバイするお肉は冷蔵庫にいないんだ!!


わたぬきが美味いと言った店ははずさない
味の好みはあれど、私が紹介して美味いと言った店ではずした店はない(わたぬき調べ)
食べ歩きしてオススメしたい店を紹介していくよ。0.1トンのわがままボディを作った罪な店たちだ。
https://noni-no.net/meshi/189.html








