どんなサプリよりも確実にご飯のカロリーを50%OFFする。ダイエット食品としては効果もコスパ最強クラスのマンナンヒカリ。

難点があるとすれば……まずい。
メーカーはすごい頑張って作ってると思うんですよ。少なくともコメ食ってる感を保ちながらカロリーを確実にオフできるので精神面には優しい。
でもね、米の旨さを知っている日本人にとってマンナンヒカリを多めに炊いた米は一言で言ってまずいし、丁寧に言ってもまずい。
大体、ローカロリーで超美味しい主食だったら、今頃とっくに世間一般で常用になってるんだわ…。
でも美味しく食べながらダイエットしたいじゃない!!
ということで、50%オフ炊きの時に一緒に炊く米に着目。
公式がレトルトに採用「ゆめぴりか」は冷やご飯で本領発揮
今や一大米産地となった北海道。
その北海道を代表する米といえばゆめぴりか。美味さをとことん追求して品種改良を重ねた、「美味い米食いたいんや!!!!」という叫びを感じる米。
強い粘り気を持ち、冷めてももちもちして美味しいお米としてお弁当でも人気だ。
公式の大塚食品も、マンナンごはんのレトルトにはゆめぴりかを採用している。
炊きたてゆめぴりか
炊きたてが特につやつやもちもちのゆめぴりか。
そして炊きあがり上層中央に集まりがちなマンナンヒカリ。
もちもちで粒の立ったゆめぴりかに対し、明らかに形状からして異物感満載のマンナンヒカリ…。
口に入れるとどうしてもゆめぴりかがねっとり絡む甘みを帯びて美味しいだけに、2/3を占めるマンナンヒカリの存在感がハンパない。
しかし、噛むほど甘みが強くなるから、しっかり噛んで食べればマンナンヒカリの味気なさを充分カバーしてくれる。
冷めたゆめぴりか
甘みのあるモチモチ感が続くゆめぴりかと、冷えても風味が変わらないマンナンヒカリの相性はかなりいい。
炊きたてだとそこまで意識しなかったゆめぴりかの粘り気が、マンナンヒカリのパサパサ感をカバーして、しっかりお弁当のご飯として成立する。
強めの粘り気が、冷やご飯になったときのマンナンヒカリのバラけっぷりをかなりカバー。
正直冷やご飯の時点で出されると、なんかちょっと変わった粒入ってるけど普通のご飯?という感覚で食べられる。
冷やご飯のマンナンヒカリの相棒としてかなりあり◎
お弁当にマンナンヒカリを入れるならコイツ
50%OFFで炊きたてでも美味い貴重な米「つや姫」
甘み、粘り気、ツヤのバランスが最高と言われる、その名の通りのつや姫。
普通に炊けば口の中に入れたときの甘みと、やんわりとおかずに絡む程よい粘り気が、納豆やお新香、塩焼きの魚などと相性抜群。
はたしてマンナンヒカリとの相性は…?
炊きたてつや姫
口に入れると甘みがあり、マンナンヒカリの味気なさをしっかりフォローしてくれる。
粘り気などお持ちでないマンナンヒカリを包んで離さない、ガッツリした粘り気と甘み。
炊きたてだと違和感と異物感がつきまといがちなマンナンヒカリにしては、結構普通のご飯感強めで食べられる。
粘り気がしっかりと粒を引っ張ってくれる。さらに炊きあがるとやや長くなる粒の形状が、マンナンヒカリの形と絶妙にフィット。
違和感や異物感が少ない。
とにかく甘みがあるから、味気ないマンナンヒカリとの相性はかなりGOOOOOOD。
冷めたつや姫
冷めてももちり具合が変わらず、甘みは少し減るものの冷たいご飯とは思えない甘さ。
強い甘みがマンナンヒカリの味気なさをカバーし、粘り気がバラけがちな冷えたマンナンヒカリをホールド。
ゆめぴりか同様、お弁当のご飯としてしっかり成り立っている。
冷えているとあまりマンナンヒカリの粒を感じなくていいのも良。
[box class=”yellow_box” title=”炊きたても弁当も、贅沢言うならこれ”]
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米の王者にして強烈な個性の「こしひかり」は炊きたて最強
美味い米といえばこしひかり、日本のお米の王者として君臨する日本の作付けナンバーワンブランド。
かつては新潟県の気候風土にしか合わなかったこしひかりも、今では北海道から九州まで幅広く作られている。
自己主張の激しいガツンとした旨味と香りは、口に入れた瞬間から存在感を放ち、味が濃い料理とも相性は抜群だ。
粘り気も強烈で、もちもちねっとりのご飯オブご飯。
王の包容力は果たしてマンナンヒカリを包み込めるのか。
炊きたてのこしひかり
マンナンヒカリの存在を無視するレベルで強烈な炊きたてご飯の香りをぶちまけてくる。
天地返ししているとねっとりと絡んでくるこしひかりに、上層に浮きがちなマンナンヒカリがあっという間に絡め取られる。
丸みのある米粒のせいか、マンナンヒカリとの形の乖離が口の中で違和感になりがちだが、こしひかりの自己主張があまりに激しすぎて気にならない。
カレーやシチューなどの、米の美味さとともに味わう味の濃い料理にはもってこいだ。
冷めてからのこしひかり
匂いと味の自己主張はやや収まるものの、粘り気は相変わらず。
ねっとりがっつりからんでマンナンヒカリを離さない。
離さなすぎて正直ねとつきをしつこく感じ、弁当に入れるといまいち。
[box class=”yellow_box” title=”カレー食べるならやっぱこしひかりでしょ”]
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マツコデラックス大好き「ななつぼし」ならおにぎりができる
マツコデラックスもお好きな、北海道の美味い米。
すっかり米どころは北海道。
道内での生産量、消費量ともに一位で、堂々たる北海道代表の米ですな。
粘り気と甘みが特徴の北海道米、ゆめぴりかと似た特徴があるが、果たして如何に。
炊きたてのななつぼし
炊きあがりの甘い匂いが特徴的。
マンナンヒカリ>米の分量になる50%OFF炊きでも、充分に甘みを味わえる。
香りが強い分、炊きたてご飯を食べている気分になれる。
反面、柔らかめに炊きあがるから、マンナンヒカリの分も含めて水の量を調整しないとべたべたべしょべしょなご飯になってしまう弱点が。
しかし水分量が多く粘りがあるので、水分を上手く調整すればマンナンヒカリ50%オフご飯でおにぎりが握れる!!
冷めてからのななつぼし
粘りと甘みが残ってもちもち感冷めてからも普通に美味しい。
……のだが、水分が多めだとなんともべったりで固まってしまう。
食べれば美味しいけどなんだかべとついてる…という残念感。
とにかく水分量の調整が難しい。
マンナンヒカリ入の冷ご飯としては相性はイマイチのようだ。
[box class=”yellow_box” title=”ベストな水分量さえ分ればおにぎりが作れる!”]
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あっさり味の繊細な「ササニシキ」とはあわないようだ
かつて作付面積がコシヒカリに次いで第二位だったものの、今は高級寿司屋などを中心に流通するレア米になってしまったササニシキ。
耕作地や天候に左右されやすいが、最高の条件で作られれば最高の味と言われる幻の米だ。
繊細であっさりとした粘り気の薄い米は、口の中でほどけて素材の味を邪魔しない。
が……ハイエンドでセンシティブな米に、果たしてマンナンヒカリはあうのか?!
炊きたてのササニシキ
ふんわりと優しく繊細に香る甘みは、他の米に比べるとたしかに上品。
そのせいか、マンナンヒカリが多い50%オフごはんだと香りがほとんど楽しめない。
さらに粘り気が少ないせいか、粘らないマンナンヒカリとまざると、箸でつかめない…。
なんということでしょう。もう一度言います。箸でつかめない。
ご飯の塊がポロポロパラパラ散らばって食べにくいことこの上ない!!!
冷めてからのササニシキ
冷めるとさらに繊細な味わいと香りが消えるせいで、なんかもう食べにくい味気ない米。
ササニシキ自体は一応美味しいのだけど、マンナンヒカリの存在感が鬱陶しい。
半端な甘みが口の中でぼろっと崩れるご飯とともにすぐに消え、更に冷めて固くなりつつあるくせに箸からポロポロ落ちていく。
マンナンヒカリとの相性は最悪と言える。
[box class=”yellow_box” title=”ササニシキはササニシキのままで食べよう!”]
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「ブレンド米」なら最強のローカロチャーハン飯が炊ける
複数銘柄、複数年混じったブレンド米。安い、とにかく安い、コスパ最優先ならコレ以外ないだろ、まあいつの米だか知らんけど。
普通に炊けばなんかツヤ…うーん、まずいとは言わないけど、うーん。
甘み…旨味…粘り気…。なんの特徴もない…。
マンナンヒカリと混ぜたら悲惨なことになる未来しか見えない…。
だがそんな特徴がないのが特徴なコイツにも活路がある!!
炊きたてブレンド米
よく天地返しして水分を飛ばしても、普通に美味しいとはいい難い。
粘り気が足りないので、マンナンヒカリと普通のご飯の差が口の中で強烈な異物感になってくる。
甘みも香りも薄い。
だがパラッとなりやすく癖がないご飯の性質は、香りと味を付けるチャーハン最強。
熱した油と具材を混ぜると解けやすく、味がよく絡む。さらに米自体の味の自己主張が少ないから、チャーハンの風味を掻き立てる。
本来冷やご飯を使うのが推奨のチャーハンだが、炊きたてご飯で作れる。
マンナンヒカリと炊けば50%オフカロリーだからチャーハンでも罪悪感が薄いぞ!!
冷めたブレンド米
そのまま弁当に入れると大変悲惨だが、やっぱりチャーハンにすると最強。
よりほぐれやすくなったご飯はとても炒めやすく、不慣れな人でもパラパラ炒飯を作りやすい。
お前そんなに優秀なやつだったっけ…?と不安になるぐらい、チャーハン専用ローカロご飯というとんがった表情を見せてくる。
弁当に入れても冷めてベトベトした半端な粘り気感覚が少ない。
[box class=”yellow_box” title=”炒め飯が好きなら最強コスパ”]
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マンナンヒカリご飯を食べるタイミングで米を選ぼう
弁当ならゆめぴりか、炊きたてならつや姫、おにぎりならななつぼし、チャーハンならブレンド米。
用途で一番それを味わう時間の食感が変わる。
ササニシキ以外なら今のメジャーな米はどれも甘みが強くかなり粘り気があるので、大体の米でマンナンヒカリとの相性は問題ない。
カレー食べるならこしひかり一押し。これは譲れない。ご飯の甘味なくしてカレーの美味さなし。
[box class=”yellow_box” title=”50%オフの時点で米感をあんま期待しないほうがいい”]
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[box class=”yellow_box” title=”2合ずつのセットで手軽に食べ比べできるぞ!”]
コンビニでも売ってる2合袋。普通の米セットと無洗米セットがあるぞ。
ゆめぴりか、つや姫、こしひかりは被ってるけど、あとの2銘柄が違う。微妙に変えやがって、商売上手だなアイリスオーヤマ…。
1.5kgで1600円弱は微妙に高い気がするけど、個包装でお試しすると思えばあり。
とりあえずこの7銘柄+ブレンド米でお試ししたぞ!
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わたぬきの手抜きだが美味い家飯レシピや、手抜き燻製話、食べ歩きのオススメ店を紹介してます。
美味いものは美味い。どこで食っても美味い。
【家飯】お手軽でおいしい時短レシピ
ADHDゆえに気が散りまくるわたぬきにとって、究極のマルチタスクである調理は鬼門。しかし食い意地が張っているので美味いものが好きだ。
そこで捻り出し編み出した10~20分で仕上がるシンプルだが美味いレシピをご紹介しよう。
修羅場の150円飯シリーズ
1食水道光熱費込で150円、15分以内で作る、修羅場の貧乏飯。フリーランスは体が資本、修羅場だからってエナドリだけ飲んでりゃいいわけではないのです。
野菜も喰う、肉を諦めない。
https://noni-no.net/meshi/2410.html

https://noni-no.net/meshi/577.html
https://noni-no.net/meshi/358.html
自家製燻製作りは人生が変わるぞ!
修羅場を挟んだ時期に買いだめした肉を駄目にしてたんだけど、最近、燻製を覚えて席を立てない忙しい時期が「肉を仕込んで美味くする楽しい時間」に変わったよ。
もう緑色になっちゃってバイバイするお肉は冷蔵庫にいないんだ!!


わたぬきが美味いと言った店ははずさない
味の好みはあれど、私が紹介して美味いと言った店ではずした店はない(わたぬき調べ)
食べ歩きしてオススメしたい店を紹介していくよ。0.1トンのわがままボディを作った罪な店たちだ。
https://noni-no.net/meshi/189.html








